レポート
2021.07.25

小松・こども食堂で大麦ストロー

小松市の西照寺で「こまつ子ども食堂」開催

  1. 小松・真宗大谷派 弓波山 西照寺
  2. 奇数月・最終日曜に子ども食堂
  3. 地元の食材を使ったカレーです

現在、小松市の8ヶ所で行われているこまつ子ども食堂。誰ひとり取り残さない──持続可能な開発目標SDGsの精神を体現するこまつ子ども食堂の代表が西照寺。この日に振る舞ったのは地元の食材を使ったカレーです。

食べるだけではありません

  1. 約50人の親子が集まりました
  2. 子どもはカレーが大好物ですね
  3. 天然素材の大麦ストローを配布

7月25日(日)のこまつ子ども食堂には、約50人の親子が集まりました。提供されたのは、ボランティアの人達が心を込めて作ったカレーライス。ジャガイモ、ニンジン、タマネギなど、小松産の野菜がたくさん入っていました。

食べるだけじゃない! 西照寺の子ども食堂

  1. 無償で提供された大麦ストロー
  2. 蒲田ちかさんのプラごみ解説も
  3. 大麦ストローは「海」に優しい

ただ食べるだけじゃないのが西照寺のこまつ子ども食堂。カレーを食べる間に、小松産六条大麦のわらを使った天然素材の大麦ストローが配られました。提供したのは金沢で大麦ストローを製造販売するロータスコンセプト。蒲田代表が海洋プラスチックごみの問題を解りやすく解説し、その解決策の一つとして大麦ストローを開発したことを伝えました。

みんなで大麦ストローを作ってみた

  1. 全員に配られたのは、麦わら
  2. 麦わらの節の間をハサミで切る
  3. 皮を剥いたらストローが出来る!

美味しいカレーを食べ終えた親子に配られたのは、乾燥させた麦わら。その節と節の間をハサミで切って皮を剥くと、ツルツルした大麦ストローになるのです。意外に簡単で、何より自然に優しい!!

現代の暮らしと海洋ごみ問題を考えたい

  1. 違和感なく大麦ストローで飲む
  2. 大麦ストローを沢山作りました
  3. 西照寺の僧侶・日野史さん

作った大麦ストローは熱湯で3分間消毒して乾燥すれば出来上がり。何の加工も要りません。紙ストローと違い、壊れるまで何度でも使える上に、使い終わったら細かく刻んで庭に撒けば、土に還るのです。
小松市の各所で行われているこまつ子ども食堂のリーダーが、西照寺の僧侶・日野史さんは、誰一人取り残さないSDGsの理念だけではなく、自然環境を守る大切さも伝えたいという思いから、小松産の大麦ストローWSを企画したそうです。
地球規模の重要課題となっている海洋プラスチックごみ。その解決の一助となるのが大麦ストローです。プラスチック容器に囲まれた私達の生活を、一歩ずつ変えていくことが、海を守り、魚を守り、結果的に私たち人間を守ることにつながるのですね。

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イベント詳細

イベント名こども食堂
参加人数約50人
日程2021年7月25日(日) 12:00〜14:00
場所小松市大川町 真宗大谷派西照寺
主催こまつ子ども食堂
協力ロータスコンセプト (金沢市)
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