7月25日(日)のこまつ子ども食堂には、約50人の親子が集まりました。提供されたのは、ボランティアの人達が心を込めて作ったカレーライス。ジャガイモ、ニンジン、タマネギなど、小松産の野菜がたくさん入っていました。
ただ食べるだけじゃないのが西照寺のこまつ子ども食堂。カレーを食べる間に、小松産六条大麦のわらを使った天然素材の大麦ストローが配られました。提供したのは金沢で大麦ストローを製造販売するロータスコンセプト。蒲田代表が海洋プラスチックごみの問題を解りやすく解説し、その解決策の一つとして大麦ストローを開発したことを伝えました。
美味しいカレーを食べ終えた親子に配られたのは、乾燥させた麦わら。その節と節の間をハサミで切って皮を剥くと、ツルツルした大麦ストローになるのです。意外に簡単で、何より自然に優しい!!
作った大麦ストローは熱湯で3分間消毒して乾燥すれば出来上がり。何の加工も要りません。紙ストローと違い、壊れるまで何度でも使える上に、使い終わったら細かく刻んで庭に撒けば、土に還るのです。
小松市の各所で行われているこまつ子ども食堂のリーダーが、西照寺の僧侶・日野史さんは、誰一人取り残さないSDGsの理念だけではなく、自然環境を守る大切さも伝えたいという思いから、小松産の大麦ストローWSを企画したそうです。
地球規模の重要課題となっている海洋プラスチックごみ。その解決の一助となるのが大麦ストローです。プラスチック容器に囲まれた私達の生活を、一歩ずつ変えていくことが、海を守り、魚を守り、結果的に私たち人間を守ることにつながるのですね。
イベント名 | こども食堂 |
参加人数 | 約50人 |
日程 | 2021年7月25日(日) 12:00〜14:00 |
場所 | 小松市大川町 真宗大谷派西照寺 |
主催 | こまつ子ども食堂 |
協力 | ロータスコンセプト (金沢市) |