レポート
2021.08.07

イベント「さいはての珠洲 海の恵みと漂着物」−Ⅰ

奥能登の海藻を学びます

  1. 能登町の小学6年生29人が参加
  2. “能登の海藻博士” 池森貴彦さん
  3. 能登の海には全国有数の海藻が!

8月4日(水)、海と日本プロジェクトinいしかわの海を学ぶイベント「さいはての珠洲 海の恵みと漂着物」が開催され、能登町の柳田小学校の6年生19人、小木小学校の6年生10人が参加しました。
のと海洋ふれあいセンターでの開会式に続き、恵まれた奥能登の海藻を学びました。講師は“能登の海藻博士”こと石川県水産課の池森貴彦さん。能登の里海には国内有数の藻場があって、それが多様な生き物が育つ豊かな環境を支えていることなどを伝えました。

九十九湾の自然観察です

  1. 九十九湾を観察できる探勝路
  2. センターの東出幸真さんが解説
  3. 浅い磯に入っての観察も可能!!

九十九湾には海の上を歩ける探勝路が設置されていて、磯の自然観察には抜群の環境が整っています。新型コロナの感染拡大でのと海洋ふれあいセンターの施設は立ち入れないため、センターの東出幸真さんが屋外でのフィールドワークを担当。夏場に見られる海藻を採取して、説明してくれました。

遊覧船「イカす丸」で海の生き物観察

  1. 九十九湾・イカの駅つくモール
  2. 遊覧船イカす丸で海から観察を
  3. 波穏やかな九十九湾を航行する

続いては2020年6月、九十九湾沿いにオープンしたイカの駅つくモール。巨大なイカのモニュメント「イカキング」で一躍有名になった観光スポットです。ここには1日6便運航している遊覧船イカす丸に乗船して、海の上から海の生き物を観察します。

船からも九十九湾の海藻や魚を学びます

  1. 遊覧船イカす丸は1日6便運航
  2. 船上でも池森さんが海藻の説明
  3. 「海のノート」にしっかりメモ

イカす丸には池森さんも乗船、風光明媚な九十九湾の海に生きる海藻や魚などの解説をしてくれました。約45分間をかけて、波穏やかで透明度の高い湾内を巡り、子ども達は豊かなふるさとの海の特徴を学びました。

美しい九十九湾を楽しく見学しました

  1. 透明度が高い海、魚も見えます
  2. 石川テレビの新人アナ・吉田優
  3. 海底のいろんな生き物の観察も

イカす丸では下の階に設置された窓から、海の中や海底の観察も出来ます。新型コロナで様々なイベントが中止になっていますが、豊かな海藻やスイスイ泳ぐ魚の姿に、子ども達の楽しそうな笑顔があふれていました。

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イベント詳細

イベント名さいはての珠洲 海の恵みと漂着物
参加人数能登町 柳田小学校19人、小木小学校10人
日程2021年8月4日(水)
場所能登町・九十九湾
主催海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 石川テレビ
協力のと海洋ふれあいセンター 石川県水産課 イカの駅つくモール
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