レポート

北前船の歴史と産業、漁業を学ぼう【其の二】

オリイベ白帆台2-1

七尾市に移動〜昼食でも海を学びます

  1. 七尾・のと里山里海ミュージアム
  2. 昼食はバガス容器入り特製弁当
  3. 魚のおかずは サワラと能登ふぐ

金沢港を後にした一行は、七尾市ののと里山里海ミュージアムに移動して昼食です。七尾に今年5月オープンした若きフレンチシェフ日野貴明さんの店・ひのともりに依頼、海の学びが詰まった特製弁当です。日野さんのプロフィールは、石川テレビで放送したニュース特集をご覧下さい。
さて特製弁当の容器は、今年の海ごみゼロアワードで環境大臣賞を受賞した株式会社折兼の環境に優しいバガス容器です。そして、おかずにはブランド化が進む能登ふぐ唐揚げと、サワラの塩焼きが──。この魚にも、海の学びがありました。

地球温暖化による海面水温上昇で激増した「サワラ」

  1. 食後は高岩さんが サワラを解説
  2. 2019年から急激に増えたサワラ
  3. 背景には日本海の海面水温上昇

食後はサワラについてのお勉強。JFいしかわのおさかなマイスター・高岩信広さんが、日本海では殆ど獲れなかったはずの南方系の魚・サワラが、2019年から石川県でも急激に獲れ始めたことを説明し、その背景に地球温暖化に伴う海面水温上昇があると指摘。海洋環境の変化が漁業に大きな影響を与えていることや、私達の食卓に出る魚介料理が変わっていく可能性があることを伝えました。

遊覧船で海を周遊し、七尾湾の魚貝について学びました

  1. 船着き場は 能登食彩市場に隣接
  2. 安全のためライフジャケットを
  3. 七尾湾で獲れる魚貝類の学びも

最後は道の駅・能登食彩市場に隣接する船着き場から遊覧船SeaBirdに乗船し、七尾湾の漁法や特徴的な魚貝類についても学びました。ここでも解説は高岩さん。七尾湾の小型底引き網漁船は水深2メートル〜30メートルの海底で網を引くことや、ヨシエビ、ナマコ、トリガイ、アカガイなどが七尾湾の特徴的な魚種であることなどを説明しました。特にナマコは、閉鎖的水域である七尾湾の代表的な海の幸。また身が大きく上品な甘みのトリガイは、高級食材として養殖が進んでおり、「能登とり貝」としてのブランド化が進んでいるのです。
北前船と産業、漁業と魚種、海洋環境、七尾湾の恵み──。
たった一日のツアーでしたが、こども達は凝縮された海の学びを体験しました。

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イベント名北前船の歴史と産業、漁業を学ぼう
参加人数内灘町・白帆台小学校 15人  金沢市・金石町小学校 2人
日程2021年11月20日(土)
場所金沢市、七尾市
主催海と日本プロジェクトin石川県実行委員会
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