今夏、奥能登3校が「ふるさとの海と恵み」を学ぶイベントに参加しました。能登町の柳田小と小木小の子ども達は珠洲を訪れ、海藻を食べる文化や揚浜式の塩づくりを体験しました。一方、珠洲市の正院小の子ども達は能登町を訪れ、定置網漁やスルメイカ漁を学びました。
その宿題として考えてもらったのが、奥能登の海の恵みを使った新しい弁当です。こども達のアィデイアを、フードコーディネーターや能登丼事業協同組合の協力で販売できる弁当として開発、この日お披露目したのです。
新しい弁当の試食に先立って、夏の学びを3校の児童から発表してもらいました。柳田小学校の皆さんは作文での発表。海洋教育に力を入れている小木小学校は、日頃の学びを生かして珠洲の海を表現。そして正院小学校の児童は、体験内容をSDGs目標と絡めるスタイルで発表。どれも素晴らしい内容でした。
皆が考えた弁当のアイディアに関して、能登町での船凍イカ料理を教えてくれたフードコーディネーターの瀬川しのぶさんが講評。海の学びを表現してくれた新しいレシピに感心したことを伝えました。
いよいよ瀬川さんのレシピを元に能登丼事業協同組合の坂本信子理事長が作った弁当のお披露目。メインは小木名産の船凍イカを使った炊き込みご飯。おかずの主役は珠洲市狼煙町の幻の大浜大豆を使ったイカ入り豆腐ハンバーグ、最高の味です! そしてワカメ入りポテトサラダも。コロナ禍での黙食でしたが、子ども達の目は美味しさに輝いていました 。
イベント名 | 海の学びイベントから生まれたオリジナル弁当が完成 |
日程 | 2021年11月23日(火祝) |
場所 | 能登町立小木小学校 体育館 |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |