11月24日(水)、泉谷満寿裕珠洲市長を全国灯台文化価値創造フォーラムが手掛ける「燈の守り人製作委員会」の企画プロデューサー柴田英知さんが訪れました。
禄剛埼灯台をモチーフとしたキャラクターを作り、その使用権利ごと珠洲市に贈呈するためです。
柴田さんたちは2021年度、全国20基の有名灯台をキャラクター化するプロジェクトを推進しています。その一つに、日本海に突き出す能登半島先端の岬に約140年間も鎮座する禄剛埼灯台が選ばれたのです。擬人化されたキャラクターは、「狼煙(のろし)」という地名にインスピレーションを受けて、煙草好き。体が弱いものの、突出して霊力が強い設定なのは、日本海一帯を司る須須神社の存在ゆえでしょうか。
日本海を一望する岬に佇む真っ白の禄剛埼灯台、実は数々の謎に包まれいてます。日本人によって初めて設計された西洋式灯台と言われながら、設計者は不明。全国の灯台で唯一「菊の紋章」が掲げられている理由も不明、実に不可思議です。キャラクターはそんなミステリアスな雰囲気を醸し出します。
キャラクターの等身大パネルは、禄剛埼灯台観光の拠点である道の駅狼煙に寄贈されました。遠路遙々、訪れて初めて巡り会えるレア感が、この地に相応しいと考えたからです。道の駅を切り盛りする小寺美和さんも気に入った様で、「イケメンだし、若い女性にも来てもらいたい」と期待します。
イベント名 | 珠洲市・禄剛埼灯台の擬人化キャラクター贈呈 |
日程 | 2021年11月24日(水) |
場所 | 珠洲市役所 道の駅狼煙 |
主催 | 全国灯台文化価値創造フォーラム(燈の守り人製作委員会) |
協力 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 石川テレビ放送 |