時化が収まって魚市にズワイガニが並びました
金沢港に停泊する底引き網漁船
新鮮なカニが揃う いきいき魚市
前夜に水揚げされたズワイガニ
11月6日(土)に漁解禁となった冬の味覚の王様・ズワイガニ。しかし海が荒れて出漁できない日が多く、需要に対して供給量が追いつかず、特にオスの加能ガニは軽々と1万円を超える高値となっています…。
久しぶりに海が収まった12月9日(木)、金沢港から一斉に底引き網漁船が出漁し、翌10日(金)夜の競りを経て、11日(土)に金沢港いきいき魚市にも新鮮なズワイガニが並びました。
メスの香箱ガニも値上がりしてますが、どんなに高くても1匹3,000円程度に収まります。濃厚な味わいは加能ガニを上回るため、地元では香箱ガニを買い求める客も多いのです。オススメです。
香箱ガニの「カニ面」は意外に簡単
切った足は すりこぎで身を出す
カニ面は、九谷焼が似合います
カニの殻は極上の出汁が取れる
海のお仕事に携わり始めてから、かなざわ総合市場のサイトで出漁状況は毎日のようにチェックしております。新鮮で美味しい魚介を入手するコツですね。海が荒れていたら、時化が収まるまでお寿司屋さんに行くのもガマン…。地元民ならではの海のアンテナです。
いきいき魚市では香箱ガニ3匹を購入。自宅に持ち帰って夕方からせっせと「カニ面」づくり。調理方法は色んな動画がネットで見られるので調べて下さいね。私はすりこぎで身を出して、甲羅に詰めました。これが一番楽かな〜。身を取りだした後の殻は、鍋で煮込むと極上のカニ出汁が取れますよ。
正月の準備も金沢港いきいき魚市で
年末恒例「大歳の市」もお勧め
ズワイガニばかりが注目される初冬ですが、寒くなると美味しくなるいろんな魚介が店頭にお目見えしています。ブリ、タラ、カレイ、甘エビ、ガスエビ、ハタハタ、メギス、バイ貝…。
アッという間に年末を迎えますが、正月の食卓を彩る新鮮魚介が欠かせませんね。金沢港いきいき魚市では12月28日(火)から大晦日まで恒例の「大歳の市」が開かれますので、ぜひ訪れて下さい。
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