地球と生物に深刻なダメージを与える海洋プラスチックごみ。金沢大学は、そんな海の未来を変えるかも知れない若き研究者をサポートする「ジュニアドクター育成塾」を開催しています。若き才能が専門員の指導を受けながら、関心のあるテーマを掘り下げて研究します。中学2年生の藤久莉緒さんは、能登里海教育研究所の浦田慎主幹研究員と能丸恵理子研究員のサポートでマイクロプラスチックと海洋生物の研究です。
この日は、アサリが極小のマイクロプラスチックを体内に取り込むのか──の実験。直径75〜90マイクロメートルのポリエチレン製ビーズ玉をアサリの水槽に注入し、アサリの行動を観察しました。
使用したマイクロプラスチックは、海洋環境問題の分析技術に詳しい専門家で金沢大学環日本海域環境研究センターの本田匡人助教が準備し、金大生の脇坂怜奈さんも実験をサポート。
マイクロプラスチックを注入し、待つこと数十分、アサリがある物質を排出しました!
果たしてその正体は?
イベント名 | 金沢大学ジュニアドクター育成塾 |
日程 | 2022年6月11日(土) |
場所 | 金沢大学環日本海域環境研究センター植物園 |