4月25日、能美市の根上町グリーンビーチで金沢泉丘高校の新1年生約400人が参加して「オーシャン・クリーンアップ・フィールドワーク」が実施されました。地球規模の重要課題となっている海洋ごみ問題の実態を身をもって知ることが目的で、このビーチ近くに本社を構え、海洋環境問題に積極的に取り組む日本海開発が全面協力しました。開会式では南純代社長が、大量の漂着ごみは若い高校生達の力が無ければなかなか回収できないと訴え、清掃活動への協力を要請しました。
根上町グリーンビーチには、冬場の荒波や暴風で打ち上げられたプラスチックごみが散乱していました。海外由来のプラごみもありますが、ポイ捨ての日本製ペットボトルも多いのが実態です。また重い漁網もありますが、網の素材もプラスチックなのです。
海岸清掃に繰り出した生徒達は、想像を超える量のプラごみに驚きと戸惑いを隠せない様子で、口々に「これはヤバイ…」。グループに分かれて海洋プラごみを中心に回収しました。また理数科の生徒達は、海洋ごみの種類や量を調査しました。
約1時間の清掃で高校生達は、日本海開発が用意したトラック2台が満杯になる海ごみを回収しました。日頃からボランティアの人達も清掃を行っていますが、やはり400人もの若者達による一斉清掃は汚れたビーチをアッという間にキレイにしてくれました。
「オーシャン・クリーンアップ・フィールドワーク」について吉田啓悟教諭は、「海洋ごみ問題について座学で基礎知識は学べるが、現地に出向いて実態を知ることが大切だ」と活動の意義を語りました。
イベント名 | 金沢泉丘高校 オーシャン・クリーンアップ・フィールドワーク |
参加人数 | 高校1年生 約400人 |
日程 | 2023年4月25日(火) |
場所 | 能美市根上町グリーンビーチ |
協力 | (株)日本海開発 海と日本プロジェクトinいしかわ |