3年余りにわたった新型コロナウイルス感染症も、ようやく一段落。5月28日(日)には全国屈指のイカの町・能登町小木で4年ぶりとなるイカ尽くしイベント「能登小木港イカす会2023」が開催され、7,000人近い人達が訪れました。
JF小木支所1階の会場には、香ばしいイカ焼きの匂いが立ちこめ、来場者は炭火焼きのイカ焼きやゲソ焼きを買い求め、舌鼓を打っていました。
食べて遊ぶだけじゃないのが、能登小木港イカす会。会場の一角で行われたのが「めざせイカ博士!」という授業。九十九湾に面した金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設の鈴木信雄教授が、小木小学校の3・4年生児童に対して、解凍したスルメイカをハサミで解剖して体の仕組みを調べる実験をしました。小木小学校には2015年度から子ども達が故郷の海を学ぶ海洋教育カリキュラム“里海科”があり、「めざせイカ博士!」も、その一環なのです。
能登小木港イカす会の目玉は生きたスルメイカの無制限つかみ取りですが、残念ながら近海のイカ釣り漁は不振で、今回集まったスルメイカは600匹程度。つかみ取りは1人1匹、1本釣りも1人1匹でした。それでも子ども達は生きたスルメイカを捕まえたり釣り上げたりして大喜び! 今回レポーターを務めたほくりくアイドル部の奥村星香さんも1本釣りに挑戦しました。
イベント名 | 能登小木港イカす会2023 |
参加人数 | 約7,000人 |
日程 | 2023年5月28日(日) |
場所 | 能登町小木港 |
主催 | 能登小木港スマイルプロジェクト |