夜中に降っていた雨も朝には上がり、肌寒い日が続いていたが寒さも和らぎ河川清掃活動のしやすい日よりに。常連メンバーに加えて今回は金沢大学の学生が立ち上げたゴミ拾いの団体「Findingゴミ」のメンバー6名、河川の工事に従事している親子、そしてアーバントラウト犀川を見守る会の前代表である前田さんなど、合わせて20名の参加がありました。
春の犀川清掃活動では例年、護岸に多くのプラスチックごみが漂着しており、参加者たちは大変な苦労をしてきました。ひと冬を越すと、河川にはペットボトルやプラスチック容器、細かく砕けた発泡スチロールなどがたくさんの「川ごみ」が溜まっています。この日は30Lのゴミ袋で40個を回収することができました。
金沢の街中を流れ日本海に注ぐ犀川では、いまの時期に漂着ごみを回収してしまわないと、やがてそれらのごみが海へと流出してしまいます。またこの時期を逃すと草が伸びて土手を覆い、ごみ回収がますます困難になってしまいます。
今回の清掃のエリアは犀川右岸の赤土町にかかる二ッ寺橋の上下。特に橋の下流から海側環状線の橋(赤土大橋)の間には、多くのごみが橋の上からでも目視できる状況でした。しかし今回は若さあふれるFindingゴミのメンバーの機動力パワーにより、みるみるうちにごみがスムーズに集められ、作業時間は1時間と予定時間の30分前に終えることが出来ました。
今回も皆さんの協力により、美しい犀川の景観が保たれました。しかし他のエリアには、多くのごみがあると予想されます。海に流れていってしまうまいに回収をしていきたいですね。
イベント名 | 金沢市・犀川下流左岸の清掃活動 |
参加人数 | 20名 |
日程 | 2024年3月31日(日) 8:30〜9:30 |
場所 | 金沢市・犀川下流(二ッ寺橋付近) |
主催 | 海と日本プロジェクトinいしかわ |