レポート
2024.08.05

サワラのヒミツ探検隊! Vol.4

2日目午後は若狭高校の実習船・雲龍丸に乗船

  1. 海洋科学科の高校生がサポート
  2. 実習船に乗るのも貴重な体験!
  3. 19トンの実習船・雲龍丸に乗船

午前中のシーカヤック体験を終えたこども達は午後、小浜市の中心部に移動。小浜港の岸壁から若狭高校海洋科学科が保有する実習船・雲龍丸に乗り込んでの海洋実習に挑みます。サポートしてくれるのは同科所属の高校生達。

波風が強く荒れた小浜湾でしたが・・・

  1. 濱詰船長は「かなりキツイ」と
  2. 高校生が皆の恐怖心を取り除く
  3. 海中プランクトン観察の準備

この日は風が強く、小浜湾もかなり荒れ気味でした。濱詰船長も「これはキツいなぁ」と漏らすほど。こども達の船酔いが懸念されましたが、高校生達が子ども達と積極的に関わって楽しく会話し、恐怖心を取り除いてくれました。雲龍丸は小浜湾を西へ進めて風裏の波静かな海域に停泊。ここから3班に分かれての海洋実習です。

海には色んな生き物が住んでいる

  1. プランクトンネットで海水採取
  2. どんな生き物が見られるかな?
  3. 様々なプランクトンを観察した

海中プランクトンの観察班は、高校生がネットで採取した海水を顕微鏡からパソコンモニターに出力。ただの海水に見えていても、ミクロの世界に生きる様々なプランクトンを観察することが出来ました。ミジンコみたいな生き物もいますね。

水中ドローンの操縦も体験!

  1. こちらの班は水中ドローン体験
  2. コントローラーを操作します
  3. 機敏に動く水中ドローン

こちらの班は水中ドローンの操縦を体験。本来は海底付近まで降ろして海の生き物を観察しますが、海が荒れていて濁りが入っていたため、海面付近での操縦に止めました。

高校生の全面バックアップで実りの多い海洋実習となりました

  1. 甲板では若狭高校生の紙芝居
  2. 小浜湾の特異な環境を伝えます
  3. 帰路は全員が実習船の操舵体験

3班は甲板で高校生達による小浜湾のリアス地形と海洋環境の説明を受けました。複雑な地形が入り組んで深い内湾となっているのが小浜湾。その特異な海洋環境が様々な海の命を育んでいることを学びます。
停泊していた海域で錨を上げて小浜港へと戻りますが、その帰路では全員が雲龍丸の操舵を体験します。右に方向転換する面舵、左に進む取舵の違いを教わりながら、19トンの船舶を扱う楽しさを体験しました。

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イベント詳細

イベント名北陸新幹線で行く福井・若狭の海 サワラのヒミツ探検隊!
参加人数小学5・6年生 19人
日程2024年7月29日(月)〜31日(水)
場所福井県小浜市 小浜湾
主催海と日本プロジェクト in いしかわ
協力福井県若狭高等学校 海洋科学科
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