レポート
2025.06.02

能登の祭りを応援するイベント@東京

大震災と豪雨でダメージを受けた「能登の祭り」を応援しよう

  1. 東京・墨田区ノウドひきふね
  2. 能登の祭りを知って欲しい
  3. マツリズム・大原学さん

5月31日(土)、東京都墨田区の東武スカイツリーライン曳舟駅前にあるコミュニティスペース・ノウドひきふねで、イベント「能登の祭りを知り、能登へ行こう!」が開催されました。
最初に登場したのは、全国各地の祭りのエネルギーに魅せられ、2016年にマツリズムという団体を起ち上げた大原学さん。能登の祭りにも深く関わってきましたが、2024年の能登半島地震を機に、更に足繁く能登に通うことになりました。
大震災や豪雨によって能登の過疎化には拍車が掛かり、キリコや山車を格納していた倉庫は地震で倒壊したり、津波や土石流で流出したり・・・。活気を生み出し人々の絆を深める能登の祭りは、持続が厳しい状況となっています。大原さんは、そんな状況を知ってもらい能登の祭りを支える活動への協力を呼びかけました。

さてノウドひきふねは都市再生機構(UR)が管理する空間。URというと賃貸住宅を想起しますが、実は災害復興支援事業も行っており、今回のイベントに協力してくれたのです。

写真家・吉岡栄一さんも上京して参加

  1. 写真家・吉岡栄一さん
  2. 約50人の人達が参加した
  3. 吉岡撮影 能登の祭り写真

イベントには輪島市に構えていた事務所兼住宅が被災して、現在は金沢市のみなし仮設住宅に暮らす写真家の吉岡栄一さんも登壇しました。凄まじいパワーを発する様々な祭りの撮影は吉岡さんのライフワークでしたが、能登半島地震の後は、その映像記録もライフワークに加わりました。
吉岡さんは、ファインダーを通して感じてきた生々しい能登の祭りについて語りました。地震前の祭りに対して、地震後の祭りは更にエネルギーを増したそうです。

昨年10月に吉岡さんの活動をYouTubeに公開しています。

 

最後は大原さんと吉岡さんの“祭り対談”も

  1. 異なる立場で能登の祭りを語る
  2. MC紙谷佳妙さんは金沢出身
  3. 彼は珠洲に縁がある若者

能登の祭りイベントの最後は、大原さんと吉岡さんによる対談。アプローチの異なる二人が、能登の祭りの魅力や地域の絆について語り合い、会場からも様々な質問が投げかけられました。

懇親会には奥能登の海グルメが振る舞われた

  1. すず塩田村・揚げ浜塩むすび
  2. 能登町小木・カネイシ商品
  3. とっても盛り上がりました!

対談の後は、登壇者や参加者が交流する懇親会が開かれました。奥能登の道の駅すず塩田村の揚げ浜塩を使った塩むすびや、能登町小木の海産物加工販売・カネイシの干しホタルイカ、能登の日本酒などを味わいながら、参加者は“祭り談義”に花を咲かせていました。
大原さんは最後に気脈の通じ合った参加者に対し、能登の祭りに行って欲しいと全力で呼びかけました。

こんなイベントでした

最後はこのイベントのチラシ。もちろん終了していますが、「能登の祭り」の大切さや、大原さん・吉岡さんのプロフィールも掲載されていますので、ご参考に。

  ■Facebook

 

イベント詳細

イベント名能登の祭りを知り、能登へ行こう!
参加人数約50人
日程2025年5月31日(土)
場所東京都墨田区 ノウドひきふね
主催一般社団法人・石川海洋環境研究所、マツリズム
協力独立行政法人 都市再生機構、ツキノオト、能登のわプロジェクト、民謡カフェアイノテ、能登ヨバレ@東京
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