能登デスク・中山智恵子さんと行く「#今行ける能登」。志賀町の旅に続く第2回は能登島からスタート。まずは最大の観光スポットのとじま水族館です。2024年元日の能登半島地震で施設が大きな被害を受け、多くの生き物たちが命を落としましたが、ション員達の懸命な復旧作業や、各地の水族館の協力もあって、春には避難していたイルカやアシカ、ペンギン達も帰還。ほぼ完全復活を遂げました。
水族館に入って最初に見るのが「ジンベエザメ館 青の世界」。先代の2頭は命を落としましたが、去年10月に志賀町百浦の定置網に入った「モモ」が水槽に加わり、元気に遊泳しています。青の世界に見とれるのはモチロンですが、壁面に掲示されている「職員からの感謝の言葉」もしっかり見ましょう。震災からの復活を遂げた皆さんの思いや、それを待ち望んだ水族館ファンの皆さんの温かい思いが伝わります。
続いての見どころがのと海遊回廊。震災による配管破損による水位低下や水質悪化によって1匹のヒラマサを除く魚たちが死滅してしまいましたが、今は能登沖に生息していたブリの仲間やタイなどが元気に遊泳。もちろん最大のウリであるプロジェクションマッピングも魅力的で、時間が経つのも忘れるほどです。
ところが・・・。何故か魚たちは震災前とは逆の左回り。不思議ですね〜。
そんな中、唯一生き残った奇跡のヒラマサは、ちゃんと震災前の右回りで泳いでいますので、その逞しい姿も見どころです。
イベント名 | 「#今行ける能登」のとじま水族館 |
場所 | 七尾市能登島町 のとじま水族館 |