小浜湾沿いの福井県立大学かつみキャンパスでの大切な海の学びを終えたこども達は、車で約30分の矢代湾に面した国立若狭湾青少年自然の家へ。急峻な峠道を下った秘境のような場所で、海水浴はもちろんスノーケリングやカヌー、いかだ、カッターなど実に多様なマリンアクティビティが体験できる充実の施設。夏休み期間中は福井県のほか中京方面などから、数百人もの小中高生が体験合宿にやってきます。
「海のヒミツ探検隊」の22人は、実は民宿・浜頭での昼食後に濡れても良い服を着込んでいたのでした。見たまんま?!の愛称「くまさん」こと石山浩幸さんがこども達が安全な磯の自然観察を行えるよう、ライフジャケットの装着方法をレクチャーした後、砂浜に隣接した人工タイドプールに案内してくれました。
人工タイドプールは岩で囲まれた池のような場所で、海水が流れ込むため、エビやカニ、貝類、ヒトデ、小魚などが観察できます。もちろん海藻類も。箱メガネやタモを持ったこども達は短い時間ながら夢中になって海の生き物を探し求めていました。
磯の自然観察、楽しいよね〜!
朝の金沢駅から新幹線に乗って敦賀駅に移動。観光バスで福井県海浜自然センター、福井県立大学かつみキャンパス、そして国立若狭湾青少年自然の家と、めまぐるしい移動と海の学びや体験を終えたこども達。夕方に民宿・浜頭に戻ってひと息付いた後は、待ちに待った晩ご飯です。メニューは海の幸が満載! 海水温上昇で大量に獲れ始めたサワラの塩焼きをはじめ、ヒラマサ・マイカ(ケンサキイカ)・甘エビの刺身など。ホタテのバター醤油焼きもあってご飯が進みますね!
イベント名 | 北陸新幹線で行く福井・若狭〜海のヒミツ探検隊! |
参加人数 | 小学5・6年生 22人 |
日程 | 2025年7月30日(水)〜8月1日(金) |
場所 | 国立若狭湾青少年自然の家 |
主催 | 一般社団法人・石川海洋環境研究所(事務局:石川テレビ) |