レポート
2025.08.04

海のヒミツ探検隊 Vol.7 金沢港の役割とは

最終火8月1日(金)は金沢港へ

  1. 新しくなった漁協(JF)
  2. 港の解説は高岩信広さん
  3. 金沢港の役割を真剣に聞く

イベント最終日の8月1日(金)は、小浜市を離れて金沢へ。金沢港にやってきた子ども達がやってきたのは、リニューアルしたJFいしかわの本拠地です。ここでの案内役は、あらゆる魚貝に精通したおさかなマイスターの高岩信広さん。金沢港に水揚げされる魚貝や漁法、港の役割などを説明しました。港の役割や流通の仕組みって案外知らないもので、こども達はもちろん、スタッフの大人達も真剣に受講していました。

新しい競り場や冷蔵庫の見学も

  1. 仮設の新しい競り場
  2. 獲れた魚を保存する冷蔵庫へ
  3. マイナス35度の凍結庫!

続いては金沢港のフィールドワーク。まずはリニューアルで手狭になった競り場を補うために作られた仮設競り場を見学。そして寒い寒〜い冷蔵庫へ。獲れた魚が傷まないように保存するのがマイナス35度の凍結庫。濡らしたタオルが凍ってピンピンになる世界に、こども達も喚声を上げていました。

金沢港いきいき魚市で魚を見学

  1. 金沢港いきいき魚市を見学
  2. 増えたサワラ(サゴシ)発見
  3. いろんな鮮魚が並びます

続いては隣接する1999年オープンの金沢港いきいき魚市へ。ここは金沢港に直結する魚市場だからこそ、流通コストを省いたお手軽価格でホントに新鮮な魚介が並びます。こども達は海のイベントで学んだサワラの幼魚サゴシも発見! 暑い季節はあまり魚が獲れない“夏枯れ”の時期ですが、それでも美味しそうな故郷の魚介が市場で手に入ります。甘エビにノドグロ、バイ貝、アジ、アカイカなどなど。
海水温上昇で獲れ始めたサワラのほか、まだあまり知られていませんがカツオも並んでいました。初日に訪れた福井県立大学の富永修特命教授によると太平洋側のカツオより日本海で獲れるカツオの方が格段に美味しいそうです。見つけたら1匹買ってみましょう! ここだけの話、実はマグロも沢山獲れ始めているのです。

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イベント詳細

イベント名海のヒミツ探検隊!
参加人数小学5・6年生 22人
日程2025年7月30日(水)〜8月1日(金)
場所金沢港
主催一般社団法人・石川海洋環境研究所(事務局:石川テレビ)
協力JFいしかわ・かなざわ総合市場、金沢港いきいき魚市
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