続いては金沢港のフィールドワーク。まずはリニューアルで手狭になった競り場を補うために作られた仮設競り場を見学。そして寒い寒〜い冷蔵庫へ。獲れた魚が傷まないように保存するのがマイナス35度の凍結庫。濡らしたタオルが凍ってピンピンになる世界に、こども達も喚声を上げていました。
続いては隣接する1999年オープンの金沢港いきいき魚市へ。ここは金沢港に直結する魚市場だからこそ、流通コストを省いたお手軽価格でホントに新鮮な魚介が並びます。こども達は海のイベントで学んだサワラの幼魚サゴシも発見! 暑い季節はあまり魚が獲れない“夏枯れ”の時期ですが、それでも美味しそうな故郷の魚介が市場で手に入ります。甘エビにノドグロ、バイ貝、アジ、アカイカなどなど。
海水温上昇で獲れ始めたサワラのほか、まだあまり知られていませんがカツオも並んでいました。初日に訪れた福井県立大学の富永修特命教授によると太平洋側のカツオより日本海で獲れるカツオの方が格段に美味しいそうです。見つけたら1匹買ってみましょう! ここだけの話、実はマグロも沢山獲れ始めているのです。
イベント名 | 海のヒミツ探検隊! |
参加人数 | 小学5・6年生 22人 |
日程 | 2025年7月30日(水)〜8月1日(金) |
場所 | 金沢港 |
主催 | 一般社団法人・石川海洋環境研究所(事務局:石川テレビ) |
協力 | JFいしかわ・かなざわ総合市場、金沢港いきいき魚市 |