東京都港区南青山の骨董通り。その一角にピザーラを運営するフォーシーズがあります。8月29日(金)、北陸学院大学栄養学科1年生が考えた「金沢甘えびピザ」レシピを、商品開発担当者が忠実に再現すると聞きつけ、取材に参りました。幾つかに絞るのかと思っていたら、なんと全12種類を試作するとのこと。責任者の田中義和さんが学生達考えたレシピを見ながら、一つ一つ丁寧に作っていきました。順番に焼き上げるとボリューム満点の「金沢甘えびピザ」が次々に出来上がっていきました。
正午過ぎからは光岡健世専務をはじめ商品開発担当者が12種類のピザ全ての試食に取りかかります。私たちは撮影者と東京支社長、同営業部長の3名で立ち会いましたが、必要な撮影は最初から3種類で終了。残り9種類を一緒に試食することに・・・。八つ切りサイズですが、正直言って試食がこんなに苛酷な業務とは思いませんでした。聞けば月一回は新商品の試作&試食会を行っていて、代替は毎回12種類を食すそう・・・。皆さん慣れたもんで、次々に試食をこなされておりました。飲食業界の新商品開発の苛酷さを思い知らされた次第。
ピザーラさんは、この中から2種類程度をアレンジした上で商品化する意向だそうです。デビューは10月下旬の北陸学院大学の学園祭でキッチンカー販売になる見込みです。
未来の調理師?を目指す若者達の考えたピザ、是非食べてみたいと思いませんか?