【クリーン・ビーチいしかわ】の一斉清掃が5月26日(日)に石川県の3市3町で約14,000人が参加して行われました!!
【クリーン・ビーチいしかわ】はエフエム石川が実行委員会事務局となって、1995年から25年間にもわたって続く素晴らしい海岸愛護活動です。毎年5月の最終日曜日に集中清掃を行っていて、今年は快晴微風の5月26日(日)に実施。金沢のメイン会場にはボランティアの市民や企業・団体など4,300人が参加し、約5kmの海岸一帯を清掃しました。現在、地球規模の緊急課題となっている海洋ごみ。これ以上海にゴミを出さないために日本財団は「CHANGE FOR THE BLUE」というプロジェクトを展開。その象徴的な取り組みとして「海ごみゼロウィーク」(5/26〜6/9)を設定し、全国一斉清掃を呼びかけていますが、石川県では25年前からクリーン・ビーチいしかわのアクションが実施され、石川県民のDNAに刻み込まれているのです。
メイン会場正面から南側の海岸は意外に海ごみが少なかったのですが、北側の波打ち際から離れた窪地には大量のペットボトルなどプラスチックごみが溜まっていました。砂浜の奥行きが大きい場所ほど漂着した海ごみが溜まるようです。
今年は、海と日本プロジェクトin石川県実行委員会として石川テレビからも45人が金沢の清掃に参加。質素ですが特設コーナーも作りました。この日の参加者の清掃活動の動画も公開しました。
一方、内灘町でも約1,000人が参加して一斉清掃が実施されました。海と日本プロジェクトとして、金沢市に隣接する内灘海岸を埋め尽くす海洋ごみをずっと撮影してきました。内灘海岸は総延長約9km。広範囲にわたる膨大な量の海ごみが人の手で回収できるのだろうか…。杞憂でした。内灘の人達も午前7:00から総出で海岸清掃を行い、美しい砂浜に戻したのでした。
この日のクリーン・ビーチいしかわは金沢市、白山市、羽咋市、内灘町、中能登町、能登町の3市3町で行われ、総勢14,000人が参加しました。海に隣接していない中能登町は何と7,000人が参加!! でも陸域から海に流出するゴミが約8割。これも重要な海洋ごみ対策ですね。
海ごみの清掃は、いわば人類の責務です。
しかし大切なのは、これ以上、海にゴミを出さないこと。町でポイ捨てされたゴミは、いずれ川を伝って海に流れ出します。
ゴミを捨てないこと、ゴミを回収すること。
私達が日常生活を見直すこと、小さくともそれが地球の海を救うアクションなのです。
イベント名 | クリーン・ビーチいしかわ |
参加人数 | 約14,000人 |
日程 | 2019年5月26日(土) |
場所 | 金沢市、白山市、羽咋市、内灘町、中能登町、能登町 |
主催 | クリーン・ビーチいしかわ実行委員会 |
協賛 | ■特別協賛…北國新聞社・北陸中日新聞 ■協賛…石川県漁業協同組合・JAバンク石川・生活協同組合コープいしかわ・コマツ粟津工場・石川県信用保証協会・NEXCO中日本金沢支社・山一物産・一般社団法人北陸地域づくり協会・かわの徽章堂 ・北陸コカ・コーラボトリング・ガレージフィックス・海と日本プロジェクトin石川県実行委員会(事務局:石川テレビ放送)・道の駅のと千里浜ほか |