【能登の海と魚にふれてオリジナルのお寿司を考えよう!!】最終プログラムは、いよいよオリジナルのお寿司を考える段階に入りました。
能登町宇出津のコンセールのと2階の調理室に移ったこども達は、能登里海教育研究所の博士研究員・木下靖子さんから世界中の海と魚貝類の食文化の講義を受けました。そしてイカの町・能登町小木の誇る伝統的なスルメイカ料理についても。その背後には、小木の町を笑顔あふれる元気な町にしたいと5年前に結成された能登小木港スマイルプロジェクトの存在があり、貴重な小木の食文化を後世に伝える様々な活動をしています。
木下さんの講義の後はいよいよ試食!! 小木のおばちゃん達が作ってくれた伝統の「イカの甘酢漬け」は、スルメイカの胴体にイカの足、キヤベツ、キュウリ、ニンジン、セロリを入れて漬け込む昔ながらの料理。さっぱりして美味しく、お寿司の味付けや盛り付けのヒントになるかも。その他にもおばちゃん達は、解凍した船凍(せんとう)イカやトビウオの魚卵を塩漬けにしたトビコ、トビコのスダチ漬け(緑色の食材で、小木のおばちゃん達の間で流行っているそう!!)など、ユニークな寿司のイメージが膨らみます。
おばちゃん達が準備してくれた食材の中には、小木でサバやイワシの糠漬け、いしり(魚醤)などの伝統の海産物を作っているカネイシのイカの一夜干しも。魚の糠漬けも、ほぐして振り掛ければ調味料として使えそうです!! こども達は様々な食材の組み合わせを試して味見し、大はしゃぎでした。
こども達ならではの自由な発想で本当にバリエーション豊かなお寿司が次々に誕生しました。実は参加者の自宅に船凍イカや魚の糠漬け、イカの一夜干し、イカの塩辛、黒作りなどカネイシの商品詰め合わせを送りました。今回の能登町のイベントでの学びを生かして、各家庭で美味しいお寿司のレシピを考えてもらうためです。こども達の自由な発想に親の目も加わって、きっと美味しいオリジナルお寿司が生まれるはず!! そんなお寿司の中から実際にお店で出せるメニューを、金沢まいもん寿司で発売してもらう予定です!! お楽しみに!!
このイベントの模様は8月25日(土)11:00から石川テレビで放送
イベント名 | 能登の海と魚にふれてオリジナルのお寿司を考えよう!! |
参加人数 | 小学校5・6年生 30人 |
日程 | 2018年7月31日(火)〜8月1日(水) |
場所 | 能登町宇出津 コンセールのと |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |
協力 | 能登小木港スマイルプロジェクト 小木のおはぢゃん達!! |