今年も11月6日に冬の味覚の王者・ズワイガニ漁が解禁となります。9月に入って異常なほどの台風連発で漁師さん達は大変ですが、もう少しの辛抱だと信じましょう。
石川県産ズワイガニ「加能ガニ」は昨年、超高級ブランド「輝」が誕生、最初の一匹には500万円という驚愕の高値が付きました。今年はメスの香箱ガニも「輝姫」(かがやきひめ)としてブランド化されます。
そんな流れを受けて、今年の「さばける塾inいしかわ」では、何と香箱がにのカニ面にチャレンジ!
「輝姫」はさすがに扱いませんが…(笑)。
北陸新幹線開業以来、金沢には美味しい海の幸を求める観光客が大勢やって来るようになりました。新型コロナで2020年〜2021年は客足は途絶え気味でしたが。冬に人気の金沢料理の一つが「カニ面」。鍋やおでんの具材として好評で、極彩色の九谷焼の器に盛れば、見た目も美しい「映える料理」になります。そんなカニ面作りに挑戦しませんか? カニ面が作れると料理の評価もグ〜ンと上がりますよね。
JFいしかわでは今秋、「輝姫」と命名して香箱ガニをブランド化します。オスの「輝」同様、メスの「輝姫」認定も厳しく設定し、甲羅幅は9.5センチ以上、全ての脚がそろっていて傷がなく色が美しい、身がギッシリ詰まっている──などの基準をクリアする必要があります。「輝姫」に認定されると九谷焼のタグも付きます。
ちなみにこの冬は、能登沖の定置網にかかった天然能登寒ぶりのうち、大きく脂の乗ったブリも「煌」(きらめき)としてブランド化されます。詳しくはJFいしかわのホームページで。
さばける塾inいしかわは2016年にスタート。アジ、フクラギ、スルメイカ、ハタハタ、メギス、サワラなど石川が誇る海の幸をテーマに、魚さばきと美味しい料理にチャレンジしてきました。
今回は香箱ガニの他に、比較的水揚げの多い大衆魚アジもさばいて、千葉発祥の漁師料理「なめろう」を作ります。めっちゃ御飯に合う料理で、しかも簡単! そして別の魚介にも応用できるという三拍子揃った料理が「なめろう」です。応用料理については、当日会場で。
さばける塾inいしかわ2022は、親子6組の参加を募集します。参加は無料、新型コロナ対策のため作った料理は持ち帰ってもらいます。応募は石川テレビのホームページから。締め切りは10月31日(月)です。
イベント名 | さばける塾inいしかわ2022 |
参加人数 | 親子6組 12名 |
日程 | 2022年11月13日(日) 12:30〜16:00 |
場所 | 金沢勤労者プラザ |
主催 | 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会 (事務局:石川テレビ)、日本さばけるプロジェクト実行委員会 |
協力 | JFいしかわ |