内灘の美しい海と砂浜を守る楽しいイベント「UTAUMI」に参加しましょう!!
UTAUMI(うたうみ)=UTA(歌)+UMI(海)
「歌の力で海をきれいにできないですか?」
内灘海岸の海洋ごみの酷さに悩むある人から、こんな難題を持ちかけられたのが、内灘町出身の音楽家・北方寛丈さんです。悩んだ挙句、歌を歌ってゴミを拾うイベント「UTAUMI」を立案。2017年に初めて内灘で開催しました。楽しくゴミを拾うための曲「♪ゴミ拾い音頭」を作詞作曲し、2018年は盆踊り風の振り付けも考えてみんなで楽しく踊りました。
クライマックスは、日本海に沈みゆく夕陽に向かって全員で手をつなぎ、「♪平和ノ祈リ」をアカペラで合唱したのです。美しい海に感謝をささげる神々しい光景でした。
令和元年の開催となる「UTAUMI」では大伴家持の万葉和歌「沖つ島 い行き渡りて 潜(かづ)くちふ 鮑珠(あわびたま)もが 包みて遣らむ」に曲を付けて歌うという新しい企画も。国守として能登に赴任していた大伴家持は、万葉集に収められた和歌の一割を超える和歌473首を詠んだ歌人であり、上記の和歌は、単身赴任の家持が「沖の島(舳倉島)の海に潜って採るという真珠を手にすることができたら、大切に包んで妻に送ってやるのだが…」と都に残してきた妻への想いを詠んだものだそうです。
太古の昔から人間は海の恵みによって生かされてきました。その海が地球全体にあふれる海洋ごみ、とりわけプラスチックごみによって計り知れないダメージを受けています。
「これ以上、海にごみを出さない」意識を高め行動するプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」の心を胸に、「UTAUMI」に参加しませんか?
イベント名 | UTAUMI@内灘海岸 |
日程 | 2019年6月9日(日)16:30~ |
場所 | 内灘海水浴場 |
主催 | UTAUMI実行委員会 |