今年度の国土交通省の「地域づくり表彰」で、国連の世界農業遺産に認定されている奥能登の里山里海の恵みを使う能登丼の提供を続けている能登丼事業協同組合が最高賞の国土交通大臣賞に輝きました!!
2007年3月に起きた震度6強の能登半島地震で大きな被害を受けた能登。その復興を掲げて生まれたのが能登丼。珠洲市・輪島市・能登町・穴水町の奥能登4市町の料理店は12年にわたり趣向を凝らしたメニューを提供し続けてきました。恵まれた奥能登の里山里海の幸を使った能登丼は、奥能登グルメとして観光客にも人気です。今年のパンフレットは、丼に入った店主達の顔が見えるデザイン。能登丼事業協同組合理事長の坂本信子さんは「パンフレットの写真をきっかけに、お客さんと店の人達との会話が生まれて欲しい」とその意図を語っていました。味はもちろん、能登を訪れた人をもてなす心があふれているのです。そんな長年に及ぶ地道な取り組みが評価されての最高賞受賞は石川の誇り!! おめでとうございます!!