「うみぽす」とは、“地元の海をスター☆にしよう”という、海のPRポスターコンテスト。
地元の海に人を集めることを目的にした全員参加型の地方創生プロジェクトで、今年は合計4,401作品の応募がありました。【ポスター部門】には一般の部80作品、こどもの部20作品、インスタの部10作品、Zoom背景の部10作品、【ポストカード部門】には一般の部20作品、こどもの部20作品が、入賞作品に選ばれました。
【ポスター部門】
グランプリ作品に選ばれたのは、東京都の今井寛治さんの作品。東京都心から約1,000km離れた太平洋に浮かぶ小笠原諸島をモチーフにしたポスター。小笠原の夜と海の青が圧倒的に美しい写真です。
準グランプリは千葉県の角洋介さんの作品。東京湾の入り口に突き出した千葉県の富津岬は、富士山まで直線距離で約95km。荒波の向こうに富士山がそびえる構図が秀逸です。
石川県からは5作品が入賞しました。
まず石川エリア賞に輝いた高崎彰さんの作品は、夕景が美しい千里浜なぎさドライブウェイと、M-1王者ミルクボーイの定番ネタをアレンジしたコピーが面白い!! 波打ち際に停まった車と人、浜辺を走る車とヘッドライトなど、写真の出来も素晴らしいの一言です。
毎年「うみぽす」に応募している金沢科学技術大学校(Kist)からは、金沢港をモチーフにした村田伊芙希さんの作品が入賞。海は写っていなくとも、赤白のガントリークレーンが港を表現しています。
そして珠洲の鉢ヶ崎海岸に漂着した海洋プラスチックごみを表現したのが、きのしたゆうきさんの作品。美しい海、楽しい海とは一線を画しています。
ポスター部門4作目の入賞も、珠洲から。実家に帰った向井祥子さんを待っていたのは美味しいお寿司。奥能登の恵まれた里海の幸が美味しそう!! 珠洲のもてなし風習文化・ヨバレを感じます。
そしてポストカード部門・こどもの部には、能登町の小学1年生・茶谷芽成さんの作品が入賞。全国屈指のスルメイカ水揚げを誇る能登町小木。風光明媚な九十九湾には今年6月、特産品のスルメイカを全面的に押し出したイカの駅つくモールがオープンしました。盛り上がりを見せる能登町のイカには、こども達もプライドを持っていることか解ります。さすがイカの町の子。1年生とは思えないほど上手にイカを描いていますね。