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手取川と北前船が育んだ美川漁港周辺

美川-1

加賀地方を流れる手取川河口の右岸には、北前船で発展した美川漁港があります。

手取川河口と日本海に面した美川漁港周辺

  1. 白山を源流とする手取川の河口その右岸には美川漁港がある
  2. 手取川の伏流水が豊かな安産川周辺には海産物工場が建ち並ぶ
  3. 伏流水が吹き出す水場は美川の人々の暮らしの源

霊峰白山を源流として流れ、日本海に注ぐ手取川。その伏流水に恵まれて栄えた美川の町が、手取川河口の右岸にあります。特に伏流水が豊富に湧き出る安産川(やすまるがわ)沿いでは、町の所々に伏流水が自噴する水場があり、人々の生活を支えています。安産川の清流には絶滅危惧Ⅰ類に指定される淡水魚トミヨも棲息しています。この地はまた、幕末から明治にかけて北前船の寄港地として栄えた町でもあります。美川漁港の一帯にかけては、北前船貿易に端を発する海産物加工業が発展し、糠漬けや粕漬けの工場がひしめきます。時代の流れで今は6社になってしまいましたが、最盛期は40を超える海産物加工業者が存在したと言います。手取川が注ぐ日本海の海底にも伏流水は噴き出し、そこに魚が集まってくるようで、白山〜手取川〜日本海とつながる自然環境が豊かな水産資源を育んでいるわけです。美川漁港に水揚げされた魚を捌く海産物加工業にとっても、豊富に湧き出る伏流水は大変な恵みをもたらしてきました。しかし昨年発生した白山麓の斜面崩落が手取川の長期にわたる濁りにつながり、貴重な資源である伏流水の減少をも招いています。私たちの暮らしが自然から大きな恵みを受けており、その環境の変化が暮らしに影響を与えることを、実感します。

「あら与」の水産加工場

  1. 美川漁港横の「あら与」の工場
  2. 魚を漬け込んだ樽の様子を取材
  3. 加工には手取川の伏流水を使う

8月13日、美川漁港に隣接する「あら与」の水産加工場を取材しました。この工場には1年から1年半にわたって漬け込まれるイワシの糠漬けの樽が並んでます。魚を捌く水産加工に不可欠なのが水。「あら与」の工場には手取川のきれいな伏流水が絶えず汲み上げられています。

猛毒を持つ「ふぐの卵巣」の糠漬けは美川の珍味

  1. 伏流水と海の恵みについて語るあら与の荒木敏明代表取締役
  2. ふぐの卵巣は2〜3年漬け込むと毒が抜けて珍味に
  3. 濃厚な味の「ふぐの子糠漬け」なぜ毒が抜けるのかは不明...

■この話題は、石川テレビ・8/20(土)「リフレッシュぷらす」で放送しました。

 

 

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