2日目の夜も海の自然観察を行いました。
能登町小木、九十九湾最奥に近い金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設。ここで行ったのは、夜の海に集魚灯を入れての自然観察です。まず能登里海教育研究所の浦田慎主幹研究員が事前に用意した幾何学的形状の生物を顕微鏡で観察。何コレ? 正体は、何と高級寿司ネタであるウニの幼生!! あのトゲトゲの赤ちゃんです。ヘエ〜。
浦田さんはプランクトンの説明を行った後、こども達を夜の桟橋に連れ出します。海を照らす集魚灯には何が集まっているのか。灯りに群がる無数のプランクトンと、それを捕食するマアジやサヨリ、カワハギなど。桟橋に人がいるので警戒して姿を現しませんでしたが、実はマアジを狙うスズキも近くを泳いでいました。食物連鎖です。
金沢大学のスタッフが採取した代表的魚種は、マアジ。食卓のおかずとして登場する美味しい魚ですが、生きて泳ぐ姿を目にする機会は貴重です。浦田さんは集魚灯に集まったプランクトンを採取して、再び顕微鏡での観察を行いました。
イベント名 | 【奥能登の海と恵みを学ぼう!〜海と日本プロジェクト】 |
参加人数 | 小学校5・6年生21人 |
日程 | 2019年7月30日(火)〜2019年8月1日(木) |
場所 | 九十九湾 金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設 |
主催 | 海と日本プロジェクト in 石川県実行委員会 |
協力 | 金沢大学 能登里海教育研究所 |