石川県能登町にある宇出津小学校の子ども達が、2週間にわたって学校で飼育したヒラメの稚魚を日本海に放流しました。
7月7日の七夕が、宇出津小学校の子ども達が育てたヒラメの稚魚を放流する日でした。子ども達のお世話によって、初めて学校に来たときよりも一回り以上も大きくなったヒラメの稚魚たち。「2週間じゃなくて、もっと育てたかった。」子ども達はさびしそうでしたが、「元気でいてね!」と声をかけながら、ヒラメを一斉に海に放しました。指導にあたった石川県水産総合センター普及指導課の鮎川典明さんは、「漁業のことやヒラメをはじめとする魚のことについて理解を深めてほしい」と話していました。ヒラメはこれから能登の海で、貴重な水産資源へと成長していきます。この体験学習を通して、子ども達には、ふるさとの海と海の生き物を慈しむ心が芽生えたようです。
イベント名 | 宇出津小学校 ヒラメの放流 |