内灘海岸を清掃し、海に向かって歌い、海に思いを伝えるイベント【UTAUMI】が5月26日(土)夕方、内灘海岸で行われました。
UTAUMI(うたうみ)=UTA(歌)+UMI(海)
内灘にとって海と砂浜は、それ自体が財産です。なのに海岸にはゴミが漂着、内灘で遊んだ心ない人達がゴミを廃棄してゆく──悲しい現実です。イベントを企画した作曲家・ピアニストの北方寛丈さんは内灘町出身。町の人達から「音楽の力で何とか出来ないか」と相談されて考えたのが、UTAUMI。開催は昨年8月に続いて今回が2回目です。
海ゴミ清掃は、北方さん作詞作曲の「ゴミ拾い音頭」が流れる中、内灘町民や金沢商業高校吹奏楽部の生徒など約200人が、漂着したゴミや捨てられたゴミを拾い集めました。30分間の清掃で、普通トラックの荷台はいっぱいに…。ゴールデンウイーク前に内灘町などが清掃したので見た目はきれいでしたが、砂浜には細かいプラスチックゴミなどが埋もれていました。
海ゴミの清掃は単調な作業です。それを楽しく行うために作られたのが「ゴミ拾い音頭」。盆踊り風の振り付けもあって、参加者達は拾った海ゴミを中心に、輪になって踊りました。続いて清掃にも参加した「うちなだ愉快な仲間たち」による「YOSAKOI日本海ソーラン」の奉納演舞が行われ、イベントを盛り上げました。
イベント名 | UTAUMI |
参加人数 | 約200人 |
日程 | 2018年5月26日(土)16:30~ |
場所 | 石川県内灘町 内灘海水浴場 |
主催 | UTAUMI実行委員会 (共催:内灘町、北方音楽事務所、かがやき音楽団) |