奥能登の豊かな里山里海の恵みを堪能することができる能登丼2020-2021版のパンフレットが完成し、能登丼事業協同組合の皆さんがPRのため石川テレビを訪れました。
今回の能登丼のパンフレットは、能登の青い海と空をイメージしたブルーの表紙。新型コロナウイルスの影響で予定より1か月遅れてのお披露目となりました。
❶能登イカ丼(汝惚里ダイニング/能登町)、❷かに丼(古民家レストラン典座/珠洲市)
❸能登牛丼(民宿&和風グリル瀬戸/珠洲市)、❹輪島ふぐ炙り丼(やぶ新橋店/輪島市)
の4種類の新作丼が加わり、奥能登2市2町の46店舗で約100種類の丼を味わえます。各店の丼を食べてスタンプを集めると、その数に応じて豪華賞品が当たる“超丼人”キャンペーンも実施。2019〜2020年度のキャンペーンは、石川県内在住の2人が全店制覇を達成したということです。皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「新型コロナウイルス感染症は、能登丼を提供する飲食店にも深刻なダメージを与えている」とは能登丼事業協同組合の島田隆雄さん。休業や観光客の入り込みが落ち込み、ゴールデンウイークに休業したことなどで、売上が激減した店舗も数多いそうです。
5月には加盟店が集まって「#おうちで能登丼ドライブスルー」として珠洲市、穴水町、能登町、輪島市でテイクアウト弁当販売イベントを実施。苦境に立たされた奥能登の飲食店を応援しようと数多くの地元客が訪れ、ほぼ完売になるなど大盛況でした。
奥能登では現在も観光客が大幅に減っている状況は変わらず苦境は続いていますが、それでも各店で感染予防対策を万全に施し、お客さんを安全に迎える準備を整えているそうです。また今年のパンフレットには、各店舗のテイクアウトや出前情報を見ることができるQRコードも掲載されていて、自宅でも奥能登のグルメを楽しんでもらおうという工夫がされています。
まだまだ遠出ははばかられる状況が続きますが、感染症対策に十分配慮して、奥能登のグルメを味わいに出かけてはいかがでしょうか。
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イベント名 | 能登丼2020-2021パンフレット完成 |