レポート
2020.11.30

今年9回目の犀川河口・海岸清掃 高校生が大活躍しました!!

金沢大学附属高校生の企画が実現しました

  1. 今年9回目の清掃に35人が参加
  2. 保科さん(左)と荒木さん(右)
  3. 清掃参加を増やすクーポン企画

今年2月から実施しているアーバントラウト犀川を見守る会の清掃活動。9回目の今回は、金沢大学附属高校の2年生・保科怜里さんと荒木仁衣奈さん2人の発案で、新たな企画が実現しました。清掃参加者に金石や大野、金沢港の3店で使用できる割引クーポンを配布するという取り組みです。「総合的な探求の時間」のテーマとして、海洋プラスチックごみ抑制や脱プラスチック実現をめざすアクション。高校生の取り組みに賛同したのは、金石西のカフェ・Ten riverside、大野町のもろみ蔵金沢港いきいき魚市です。

活動呼びかける回覧板データも作成

  1. 地元公民館に配布してもらった

海洋ごみ削減アクションを地域に周知するもらうため、荒木さんは金石などの公民館と交渉し、回覧板で広報してもらうためのチラシも作成しました。

もちろん彼女達も清掃活動に参加!!

  1. 河口の岩場には漂着ゴミが多い
  2. プラごみが波で打ち上げられる
  3. ペットボトルはプラごみ代表格

金沢大学附属高校からは2人の同級生6人と教師1人も参加。早朝の気温はグッと冷え込んで6度でしたが、風は収まり日も差して、スムーズな清掃活動が行えました。もちろん荒木さんと保科さんも清掃活動に参加。犀川河口の岩場に漂着したプラスチックごみなどを精力的に回収しました。

2時間余りで大量のプラごみなどを回収

  1. 附属高校からは生徒8人が参加
  2. 回収したペットボトルは652本
  3. ペットや漁具の発砲ウキを回収

原則として毎月末に行っているアーバントラウト犀川を見守る会の清掃では、7月下旬からペットボトルの本数をカウントしています。今回は642本。マリンレジャーなどアウトドアの活動が減っている時期なので、これでも相当少ない量です。
町にポイ捨てされ、川から海に流出し、波に揉まれて再び海から漂着するペットボトルは圧倒的に多いのです。海洋プラスチックごみの重量では、漁網やロープ、ブイなど漁業由来のゴミが最も多いのですが、個数が多いのはペットボトル。海にダメージを与えている人間の、ライフスタイルの象徴です。

若い高校生達も問題意識を持ち、アクションを開始しています。

海の環境を変えてしまったのは、人間です。

人間には、時計の針を元に戻す責任があります。

海洋プラスチックごみの回収は無論ですが、
これ以上、海にダメージを与えないライフスタイルが、求められています。

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イベント詳細

イベント名金沢・犀川河口〜専光寺浜海岸清掃
参加人数35人
日程2020年11月29日(日) 8:00〜10:30
場所金沢市 犀川左岸河口〜専光寺浜海岸
主催アーバントラウト犀川を見守る会 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会
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