レポート
2021.04.29

第1回寺井高校クリーンビーチ大作戦

かつてはキレイな砂浜でした

  1. 能美市・根上グリーンビーチ
  2. 一見キレイな浜に見えますが…
  3. 大量の漂着ごみが散乱してます

4月27日(火)、能美市の根上グリーンビーチで地元・寺井高等学校の1年生124人が、株式会社日本海開発の協力のもと海岸清掃活動を行いました。
一見すると根上グリーンビーチの海洋ごみは少なく思いましたが、海岸を歩いてみると漁網などプラスチック製の漁具が漂着していました。

海岸清掃ボランティアに挑戦!

  1. 寺井高校の1年生124人が参加
  2. 地元・日本海開発の南純代社長
  3. 根上海岸近くにある日本海開発

校舎周辺の清掃活動を行っている寺井高校は、この日ふるさとの海をキレイにしようとやってきたのです。この活動をお手伝いしてくれたのが、近くに本社を構える日本海開発の南純代社長と社員のみなさん。廃棄物処理などを行う会社で、海洋プラスチックごみ対策にも意識が高く、社員や家族での海岸清掃金沢泉丘高校の根上グリーンビーチで行った海岸清掃などにも協力しています。

海岸に足を踏み入れてみると

  1. 根上の海岸清掃活動をスタート
  2. 漂着プラごみの大半が漁具です
  3. 絡まった漁具のロープ 悪戦苦闘

ゴミの大半は魚網、ロープ、カゴなどの漁具。これらのほとんどが材質はプラスチック。
清掃活動がスタートしたのが11時。ほとんどの生徒が海岸清掃活動は初めて。海岸に足を踏み入れると、漂着した海洋ごみの多さに驚きを隠せない様子。それでも黙々と漂着ゴミを回収していきます。砂に埋れた大きなロープを、仲間と力を合わせて引っ張り出す姿もみられました。

約1時間の清掃を終えて

  1. 袋一杯の海ごみを集めました
  2. 若い力で大量の海ごみを回収
  3. 僅か1時間で150袋ものゴミが

海岸清掃は約1時間で終了。生徒たちは大量の海ごみを回収して戻ってきました。集まった袋は約150、トラック1台分です。清掃を終えた生徒達は、こんな感想を話してくれました。
「海岸には来たことは、ほとんどなかった。こんなにゴミがあるとは思わなかった」
「また機会があれば清掃活動に参加してみたい」

今回の清掃活動に協力した日本海開発の南純代社長は「生徒さんたちが楽しそうに活動しているのがよかった。回収ゴミの殆どがプラスチック。しかしプラスチック自体を理解していない。紙と混ざったような物は、燃えるの燃えないのか──そこから始まる。自分たちが使っているものが何で出来ているのかを知らない。どういう過程でゴミになっていくのかを理解していない。海岸にあったゴミはプラスチックばかりで、良い気付きになったのではないか。1日だけでは、どれだけ回収しても取りきれない。しかし1人でも2人でも、そういう気持ちの人が増えて繋がっていってくれればいい。また排出を抑制する方にも力を入れていきた。」とのコメントをいただきました。

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イベント詳細

イベント名第1回寺井高校グリーンビーチ大作戦
参加人数130人
日程2021年4月27日(水)11:00〜12:00
場所能美市・根上グリーンビーチ
主催石川県立寺井高等学校
協力株式会社日本海開発 ストップ!海洋ごみプロジェクトin石川県実行委員会
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