今回の大きなテーマが「サワラ」。もともと南方系の魚で日本海ではほとんど取れなかったサワラですが、地球温暖化に伴う海水温上昇の影響で、石川県沖にもやって来るようになり、2000年ごろから急激に取れ始めたのです。今や漁業生産額では、ブリに次いで2位! 漁師さんの重要な収入源にもなっているのです。
石川県民にとってあまり馴染みのないサワラが海洋環境の変化でこんなに取れている現状を知って、参加者は驚きを隠せない様子でした。
「貴重な海の資源として、私たちがちゃんと消費することが大切」と高岩さんは話します。
サワラの前に、まずは魚料理の基本となるアジをさばきます。指導はフードコーディネーターの佐藤厚美さん。ウロコやゼイゴの取り方、そして三枚おろしのコツを解りやすく伝えます。
イベント名 | 日本さばける塾inいしかわ |
参加人数 | 親子12人 講師2人 |
日程 | 2021年9月5日(日) |
場所 | 金沢勤労者プラザ (金沢市北安江3丁目2−20) |
主催 | 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会、日本さばけるプロジェクト実行委員会 |