高校生3人1チームでスポーツ感覚でゴミ拾いを競うスポGOMI甲子園石川県大会が、9月23日(木・祝)に開催されました。当初9月18日(土)に開催予定でしたが台風の影響で順延となりこの日に開催。メイン会場のいしかわ四高記念公園に、金沢高校、小松大谷高校、遊学館高校、⽇本航空⾼校の10チーム27人が集まりました。今年も、工夫を凝らした自主製作のオリジナルゴミ拾いアイテムを携えての参加。これもポイントとして加算されるのです。
競技は60分。金沢随一の繁華街である広坂・竪町・片町・新竪町に、高校生27人がスタート同時に一斉に足早に繰り出しました。ひと目につくところは一見きれいですが、植え込みの中や駐車場、ビルの隙間には空き缶、タバコの吸い殻、壊れたビニール傘などが…。ゴミはちょっとしたところに隠れているのです。
1時間の競技を終えて、大量のゴミを回収した高校生達が戻ってきました。分別済みのゴミを計量してポイントを競います。軽いため雨が降ると側溝から川、そして海に流出しやすいペットボトルは高得点。今年の勝敗を分けたのはこのペットボトルと繁華街に放置されていた多くの空きビンでした。
ゴミ拾いアイテム賞を獲得したのは遊学館高校の「遊学女子」チーム。アウトドアワゴンにかわいいいイラストを描きゴミの種類に合わせた箱の設置や滑り止めのついた手を汚さずゴミの回収が出来るアームなどが評価され受賞となりました。優勝は、小松大谷高校のチーム「Ablaze大谷」。路地裏で見つけた空き瓶が勝因でした。「Ablaze大谷」は、12月26日(日)に東京都で開催されるスポGOMI甲子園全国大会への出場を決めました。
イベント名 | スポGOMI甲子園 石川県大会 |
参加人数 | 高校生27人 |
日程 | 2021年9月23日(木・祝) |
場所 | 金沢市 いしかわ四高記念公園 |
主催 | スポGOMI甲子園実行委員会 |
協力 | ストップ!海洋ごみプロジェクトin石川県実行委員会 |