レポート

七尾湾「魚のゆりかご」海の環境調査隊 レポート④

七尾オリイベ4-1

宿泊する能登島荘で「さばける塾」

  1. 能登島・鰀目漁港近く能登島荘
  2. 厨房で「さばける塾in能登島」
  3. 谷口さんは能登島観光協会 会長

子ども達の宿泊は、鰀目町の能登島荘。主人の谷口和義さんは能登島観光協会の会長でもあります。谷口さんは能登島の特徴を生かして県外の中高生が海を体験できる教育旅行のプログラムを構築する中心的な役割を果たしてきました。
その一つ、厨房で行うのがさばける塾です。魚の調理を通して海の恵みや暮らしを理解する目的です。

子ども達がさばくのはサワラ

  1. 小さいサワラは サゴシと呼ぶ
  2. ぶつ切りサゴシを3枚におろす
  3. さばきやすいサゴシにも苦戦・・・

子ども達が今回さばくのは、サゴシ。サワラは出世魚で、石川県では40〜50cmをサゴシ、60cm程度をヤナギサワラ、70cm以上をサワラと呼びます。比較的大きな魚種ですが、ウロコはほとんど無くさばきやすい魚です。能登の海では様々な魚が獲れますが、サワラを対象に選んだのには理由があります。

サワラとはどんな魚なのか?

  1. サゴシを丁寧に3枚にさばいた
  2. 大広間でサワラについての講義
  3. JFおさかなマイスター・高岩さん

能登島荘でサワラをさばいた後、講師として登場したのがJFいしかわおさかなマイスターの高岩信広さんです。石川の漁法をはじめ、獲れる魚貝類の種類や変遷を説明します。そしてサワラの詳しく大切な情報を子ども達に伝えました。

地球温暖化で石川沖で激増したサワラ

  1. 20年で石川のサワラ漁獲が激増
  2. 海水温上昇の問題を真剣に聞く
  3. 日本海の海面水温上昇は世界一!

実は2000年ごろまで、石川県沖にサワラは殆どいませんでした。温かい海の魚だからです。しかし地球温暖化に伴って海水温温度が上昇し、石川沖にもサワラが北上するようになったのです。今や定置網漁ではブリに次ぐ生産額のサワラ。沢山獲れる以上はこれを水産資源として活用することが、日本の漁業を維持することにつながるのです。

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イベント名七尾湾「魚のゆりかご」海の環境調査隊
参加人数小学校5・6年生 16人
日程2022年7月27日(水)〜28日(木)
場所能登島荘(能登島・鰀目町)
主催海と日本プロジェクトin石川県実行委員会 石川テレビ放送
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