待ちに待った夕食ですが、その前に“能登の海藻博士”こと池森貴彦さんが、能登の海の幸について解説。手に持っている不思議な道具は、能登島荘の主人・谷口和義さんがモズクを採るのに使う道具です。
海藻が豊かな海は、大切な財産。特に奥能登では30種類もの海藻が食べられているそうです。
おかずのメインは、目の前の鰀目漁港に水揚げされた新鮮な刺身。この日は、海の環境調査隊が学んだ🐟サワラをはじめ、フクラギ(40cmほどのブリ)、アジ、トビウオが食卓を飾りました。そして子ども達が大好きなトンカツも〜😋
ちょっと悲しかったのは、何も言わなくても子ども達が黙って食べていたこと・・・。コロナ禍に苛まれて約2年半。本来は賑やかな夕食のはずですが、子ども達には「黙食」が刷り込まれているのですね。
夕食後は谷口さんが能登島での暮らしを語ります。能登島では県内外からの教育旅行を受け入れているのですが、ただ楽しいだけの旅行では無く、旅館や民宿では、夜に店主が子ども達と語り合う時間を設けています。会話を通して能登の魅力や海の大切さを伝えているのです。
孤島だった能登島に橋が架かったのは、40年前の1982年。それまで七尾の町と能登島との行き来は船に頼っていました。海と船が暮らしを支えていたのです。
イベント名 | 七尾湾「魚のゆりかご」海の環境調査隊 |
参加人数 | 小学校5・6年生 16人 |
日程 | 2022年7月27日(水)〜28日(木) |
場所 | 能登島町鰀目町 能登島荘 |
主催 | 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会 石川テレビ放送 |