9月25日(日)、この夏に2,500万人来館を突破した七尾市の観光スポット・能登食祭市場に親子10組31人がやって来ました。7月27日(水)〜28日(木)に行った能登の海を学ぶイベント「七尾湾『魚のゆりかご』海の環境調査隊」に参加した子ども達とご家族。実はこの日は、こども達が考えたレシピを元に商品化されたサワラバーガーの販売スタート日。その記念すべき初日にみんなを招待したのです。司会進行は石川テレビの吉田優アナウンサーです。
販売開始イベントでは、一泊二日で行ったイベントのスペシャル番組をみんなで視聴しました。2ヵ月前の楽しかった思い出が蘇ります。番組終盤では、JR七尾駅の隣パトリア1階・里山里海キッチンで行ったサワラバーガー作りの映像が流れ、その後サワラバーガー販売イベントへとつながる仕掛けです。
番組はYouTubeに公開していますのでご覧下さい。
そしていよいよ、こども達のアイディアを元に出来上がったサワラバーガーが登場しました!
一体どんな味になっているのでしょう? みんなワクワク…。そして試食。
みんな笑顔になりました! もちろん、美味しかったからです。本人達は当然ですが、親御さんも御きょうだいも「美味しい!」を連発してくれました。
このサワラバーガーを商品化してくれたのは、能登食祭市場のフードコートに店を構えるファストフード店「ANJIAN (アンジアン)」。当面は、毎週土日に美味しいサワラバーガー(税込410円)が限定発売されますので、七尾に出掛けた際には立ち寄って食べてみて下さい!
地球温暖化に伴う海水温上昇に伴い、約20年前から石川沖で急激に獲れるようになったのが、サワラ。元々は南の温かい海の魚が、石川県沖まで北上して来たのです。昔は全然獲れなかったのに、今や定置網漁獲の金額ベースではブリに次ぐ2位。馴染み薄い魚種ですが、石川県にとっては新たな水産資源です。これを美味しく食べない手はない! というのがサワラバーガー地産地消企画です。
私達が地元の海で獲れる魚をちゃんと消費することは、漁業従事者や水産業者の収入につながります。
ズワイガニ、ノドグロ、ブリ、甘エビ…。実に美味しい石川の海の幸。その「海のごちそう」をもたらしてくれる人達の生活を支えることも、豊かな海を守ることにつながるのです。
イベント名 | こども達のアイディアから生まれた「サワラバーガー」を新発売 |
参加人数 | 親子10組 31人 |
日程 | 2022年9月25日(日) |
場所 | 七尾市・能登食祭市場 ANJIAN(アンジアン) |
主催 | 海と日本プロジェクトin石川県実行委員会 石川テレビ |
協力 | ANJIAN Fのさかな(石川印刷) |