ゴミ拾いはスポーツだ! 地球に最も優しいスポーツ・スポGOMI。活動の輪は日本から世界へと広がり、今年は遂にワールドカップが開催されることに。7月16日、石川県でも日本代表の座を目指して予選大会が開催されました。メイン会場のいしかわ四高記念公園に、15チーム45人の精鋭が集まりました。
朝から30度を超える猛暑の中、主に繁華街のポイ捨てゴミを回収する60分間の競技がスタート! 狙いは自動販売機周りや駐車場です。特にコインパーキングの隅はポイ捨てゴミのホットスポット。それだけドライバーのマナーが悪いと言うこと。情けないですね…。
駐車場に来たチームの中に一際目立つブルーTシャツの男性。実は彼、小松大谷高校で2021年と2022年にスポGOMI甲子園石川県大会を連覇し、全国大会でも2年連続3位に輝いたAblaze大谷の1人。この4月に地元大学に進学し、今回も参加してくれたのでした。
60分間の競技を終えて全チームが戻ってきました。回収したゴミの種類と重量をポイント化して競うのがスポGOMI。計量の結果、小松大谷OBの河野奏太さんを中心としたチーム「ぜぁにき」は高得点のペットボトル2.9kgを回収し1838.2ポイントを獲得しましたが、残念ながら2位…。
優勝はぶっちぎりの2792.1ポイントを獲得した「One page of life 人生の1ページ」チームでした。競技スタートと同時に飲食店が集積する片町を目指したのが大当たり。特に10kg近く集めた燃えるゴミがポイントを稼ぎました。
今年が初めての開催となるスポGOMIワールドカップには約20カ国が参戦します。優勝チームは日本代表の座をかけて東京で開かれる全国大会に進出。優勝インタビューでメンバーは、「今日はゴールではなく、本気で日本代表を目指します」と力強い決意を示していました。がんばれ〜!
イベント名 | スポGOMIワールドカップ石川STAGE |
参加人数 | 15チーム 45人 |
日程 | 2023年7月16日(日) |
場所 | いしかわ四高記念公園、金沢の繁華街 |
主催 | 一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアティブ 一般社団法人石川海洋環境研究所 |
協力 | (株)ファーストリテイリング Findingゴミ |