9月23日(土)に開幕した奥能登国際芸術祭2023。せっかく行くなら美味しい海の幸を!
そして10月10日(火)から10月23日(月)は「知れば知るほど海はおいしい」をキャッチフレーズとする「海のごちそうウィーク」。美味しいだけではない海の幸を通して、海のことを考えましょう!
能登半島さいはての珠洲市全域を現代アート作品が彩る奥能登国際芸術祭2023。国連の世界農業遺産に認定されている能登の里山里海と、暮らしや民俗と融合する芸術祭は、実に見応えがあります。遙々さいはての珠洲に行ったなら、やっぱり食べたいのが美味しい料理ですよね。オススメなのが今回の芸術祭の期間中に8店舗で食べられる「スズ定食」です。珠洲の恵まれた海の幸であるタコと海藻を使い、各店が趣向を凝らしたランチが食べられます。
的場絢香レポーターが訪れたのは、観光名所の見附島の北およそ2キロの所にあるレストラン浜中です。浜中さんのスズ定食は、珠洲の郷土料理「いもだこ」をはじめ、タコの刺身、モズク酢、アカモクの味噌汁などがついて税込2,200円。かなり豪華で食べ応えがありました。
タコと海藻を使った「スズ定食」は8店舗で提供されていますが、和食の他イタリアン料理もあるので、好きな店に行きましょう! ただし提供数は限られるので注意が必要です。また漁獲などによっては内容が一部変わることもありますが、ま、美味しいので安心を。
奥能登国際芸術祭2023で賑わう珠洲ですが、特に金土日や祝日は来訪者が多いので、ランチ難民になる可能性があります。人口が少ない地域なので、飲食店や駐車場のキャパシティーが少ないのです。店舗によっては2時間待ちになることもあれば、駐車場が一杯で入れないケースも。
アート作品鑑賞の時間を優先したい──という方にオススメなのが、金土日限定ですが、珠洲市の中心部手前にある旧上戸保育所で販売される能登丼弁当です。珠洲市三崎町伏見の古民家レストラン典座は、タコと海藻を使った「スズ定食弁当」(税込1,200円)を販売。その他、カニやフグ、能登牛、能登豚の弁当もあります。観光拠点となる道の駅すずなりでも弁当を販売していますので、利用して下さいね。
週末に能登丼弁当が販売される旧上戸保育所では、地元の人達が上戸の祭りのキリコや曳山などを展示しています。コンパクトな展示ですが、奥能登の祭りの雰囲気を堪能できるので、立ち寄ってみてはいかがでしょう?
イベント名 | 「スズ定食」提供中 |
日程 | 20239月23日(土)〜11月12日(日) |
場所 | 珠洲市の飲食店8店舗 |