レポート
2018.06.30

能登町・小木小学校 4年生の “里海科”課外授業に密着しました!!

故郷の海を学ぶ小木小学校の海洋教育“里海科”です。

4年生の課外授業は、JF小木支所で行いました

  1. 小木漁港に面したJF小木支所
  2. 小木を支えるイカ釣り漁を学ぶ
  3. これは中型のイカ釣り漁船です

全国唯一の文部科学省の特例校として、画期的な海洋教育カリキュラム“里海科”を実践している能登町立小木小学校。6月28日、4年生12人はJF小木支所に向かいました。小木は函館、八戸と並ぶ全国屈指の“イカの町”。こども達は故郷の誇るイカ釣り漁を学びます。小木の中型イカ釣り漁船は6月上旬に出漁、今も日本海で操業しています。

イカ釣り漁の仕組みは?

  1. 板東さんが集魚灯について説明
  2. スルメイカを釣り上げる仕掛け
  3. 箱に入っているのは何だろう

こども達に小木のイカ釣り漁を説明したのはJF小木の販売部長・板東博一さん。「イカ釣り漁船の集魚灯は1個3000ワット、蛍光灯100本分の明るさです」など驚きの情報を伝えると、こども達はビックリ!! 集魚灯に集まるイカを釣る仕掛けや、船上でイカを冷凍する道具なども見せてくれました。

この段ボールの中には…。

小木が誇る船内一尾凍結の「船凍イカ」

  1. 小木が誇る一尾凍結の船凍イカ
  2. しっかりメモする小木小4年生
  3. 里海科の学びが書かれています

 箱の中身は凍ったスルメイカ。1パイずつ船内で急速冷凍する小木の船凍イカは解凍しても鮮度抜群!! 小木の漁師が40年ほど前に考え出した技術です。出漁すると30〜40日間もイカ釣り漁を続け、多い時には1万箱の船凍イカが獲れるそうです。スゴイ!!

船凍イカが保存されている冷凍庫も見学しました

  1. 銀色の扉の奥は冷凍庫です
  2. 冷凍庫の中はマイナス29度!!
  3. 船凍イカが保存されていました

 座学を終えた4年生が向かったのは、小木支所1階の冷凍庫。中はマイナス29度!! 寒いというより、痛い!! 冷凍庫には船凍イカがたくさん保冷されていました。こども達は一日の“里海科”を通して、町を支えるイカ釣り漁のことを、深〜く学んだのです。

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イベント詳細

イベント名小木小学校4年生の里海科
参加人数4年生12人
日程2018年6月28日(木)
場所JF小木支所
主催能登町立小木小学校
協力JF小木支所 能登里海教育研究所
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