海の未来を担う小学5・6年生が参加した「海の学びイベント」2本を、30分番組で放送します!!
1本目は、加賀市・橋立小学校5年生が、北前船の歴史と海の今を学んだ「海の学校in加賀橋立」。
2本目は、オンライン講義や中継を交えた「オンラインで学ぼう!いしかわの海2020」です。
最初に紹介するのは10月13日(火)に行った「海の学校 in 加賀橋立」。橋立小学校5年生11人が、北前船の豪商を輩出した橋立の町をめぐり、歴史や産業、今の海と漁業などを学びました。橋立の町には当時の繁栄を彷彿とさせる北前船主屋敷14軒や船頭邸7軒が残ります。これほど多くの船主屋敷が残るのは、全国でも橋立だけ。その隆盛を彷彿とさせる町並みは、2017年に「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」として文化庁の日本遺産に認定されています。
2つ目は「オンラインで学ぼう!いしかわの海」。当初予定していた奥能登2泊3日のイベントがコロナ禍で中止となったため、石川テレビのスタジオをベースに生中継リポートや北海道小樽市からのオンライン解説を盛り込んだ海の学びイベントです。
スタジオには、金沢市の金石町小学校と大野町小学校の各5人、小松市・安宅小学校から2人が来てくれました。能登町・小木小学校は中継での参加で、10月11日(日)、11月1日(日)の2回開催しました。
学びのテーマは多彩です。北前船の歴史と産業、新しくなった金沢港の様々な施設や灯台の役割、海洋プラスチックごみ問題とその対策として生み出された大麦ストロー、地球温暖化に伴う海水温上昇が海の生物に与える影響、スルメイカの漁獲変化と体の構造、小木の伝統料理「イカの甘酢漬け」の調理実習など、実に盛りだくさん!! テレビでは伝えきれない内容ですが、2日間のイベントは石川テレビの公式YouTubeサイトでご覧頂けます。