レポート
2021.10.18

SDGsエコキャンプin能登

小学4年生〜6年生 27人が参加

  1. 能登少年自然の家で1泊2日
  2. 元小木小学校教諭・加賀浩さん
  3. 命を守るライフジャケット着用

10月16日(土)、能登町の海沿いにある能登少年自然の家に金沢市や主に加賀地区の小学生27人が集まりました。1泊2日で海を体験し学ぶSDGsエコキャンプです。初日午後の海の体験は大型カヌーです。まずは命を守るライフジャケットの装着。
指導は職員の加賀浩さん。実は2019年3月まで能登町・小木小学校教諭として子ども達に海のことを教えていたので、海についての説明はカンペキです!!

大型カヌーにチャレンジ!!

  1. いよいよ全員で能登町の海へ!
  2. 大型カヌー4艇を全員で運びます
  3. 雨が降らないうちにカヌー体験

大型カヌーの体験はみんな初めて。まずは全員で力を合わせてカヌーを着水させると、4班に分かれて、いよいよ海へ! 掛け声をかけながらタイミングを合わせて、見事に対岸に到達。4艇とも元気に戻ってきました。

海洋プラスチックごみについて学びました

  1. 能登里海教育研究所の浦田さん
  2. 海洋プラごみについて学びます
  3. さっきの海岸もプラごみが散乱

夕食の後は、能登町を拠点に先進的な海洋教育“里海科”を行っている能登里海教育研究所の浦田慎さんによる講義「海洋プラスチックごみ問題と地球の未来」です。
実は子ども達は大型カヌー体験前に、海岸に大量のプラスチックごみが漂着しているのを観察しました。ペットボトルや食品容器、漁具、農具などを目の当たりにしていたのです。

自然素材とプラスチック素材の比較です

  1. 海綿、ヘチマ、スポンジの違い
  2. 3種類の素材のストローを配付
  3. どんな素材で出来ているのか?

浦田さんは、プラスチック自体が悪いとは教えません。様々なプラ製品の便利さと耐久性を説明し、みんなの家庭にある身近なスポンジが、元々は海綿動物(英語でSponge=スポンジ)を真似してプラスチック作られた物だと教えます。
講義の最後に配付したのは、3種類の素材で作られたストローです。プラストローと紙ストロー。さて、あと1種類は何で出来ているのか分かるかな〜?

海を守る大麦ストロー

  1. 答えは 海を守る大麦ストロー
  2. わらは英語で Straw=ストロー
  3. 大麦ストローにビックリです!

答えはプラごみから海を守る目的で作られた大麦ストロー。さすがに大半の子ども達が分からず、まるでプラ素材のようにツルツルした手触りにビックリ!
浦田さんは、耐久性があって分解されるのに数百年もかかるプラスチック製品が流出すると、海が大きなダメージを受けることを実際のモノを使って解りやすく説明しました。プラスチックが悪いのではなく、使ったプラ製品をちゃんと処分することが大切なのです。

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イベント詳細

イベント名SDGsエコキャンプin能登
参加人数小学4年生〜6年生 27人
日程2021年10月16日(土)〜17日(日)
場所能登青少年自然の家
主催いしかわ子ども自然学校 石川県教育委員会生涯学習課
協力能登里海教育研究所
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