いよいよ香箱のカニ面作りですが、その前にズワイガニの資源保護をお勉強。おさかなマイスターで石川県底曳網漁業組合事務局長の高岩信広さんが解説します。日本海では富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県の7府県が連携してズワイガニの資源保護を行っています。海がつながっているので、漁の期間や漁獲量について取り決め、貴重な水産資源を絶やさない対策を行っているのです。石川のズワイガニ漁は11月6日に解禁となり、メスの香箱が12月29日まで、オスの加能ガニは3月20日までの漁期を定めた上で、基準に満たない大きさのカニは海に返しているのです。
そしてカニ面作り。今回はほとんど包丁を使いません。カニの足は硬いので刃の薄い包丁だと刃こぼれの可能性もあり、キッチンバサミの方が安全で手早く調理できるのです。外子を取った後、甲羅から外した足を切り分けます。足の付け根に残った内子やカニみそは、丁寧に取り出しましょう。
切ったカニ足にめん棒を当てグリッと押せば、身が出ます。これをキレイに甲羅の上に並べていくだけ。コツが解れば、1個あたり15分程度で出来るようになります。意外に簡単なのに、見た目が美しいのがカニ面のいいところ! 料理の評判も上がりますね。別にカニ面にしなくても、香箱ガニを手早く上手にさばけるテクニックなので、ぜひ試してください。
イベント名 | 日本さばける塾inいしかわ |
参加人数 | 親子6組12人 |
日程 | 2022年11月13日(日) |
場所 | 金沢勤労者プラザ |
主催 | 海と日本プロジェクトi nいしかわ実行委員会、日本さばけるプロジェクト実行委員会 |
協力 | JFいしかわ |