レポート
2023.02.22

笑顔あふれる「珠洲まるかじり」でした!

奥能登の冬グルメが大集合!

  1. イカの鉄砲焼き、サザエも美味
  2. 古民家レストラン典座・カニ弁当
  3. ぶりかまを買って炭火焼もOK

この3年間、新型コロナで中止となっていた食のイベントが、2023年から次々に復活しています。能登さいはての珠洲では、1月9日(月祝)に開催されたあんこう祭りに続いて、4年ぶりの開催となったのが「食祭 珠洲まるかじり」。あいにくの雨模様でしたが、久しぶりの大型グルメイベントとあって大勢の人達が詰めかけました。行列が出来ていたのは炭火焼のイカ鉄砲焼きやサザエ、能登牛、カニ弁当など。ブリかまやタラの切り身など冬の海グルメも人気でした。

だんご汁や炭火焼に舌鼓

  1. 大鍋コーナーではメギス団子汁
  2. 珠洲名産・珪藻土コンロで炭火焼
  3. 食のイベントに笑顔が溢れます

市役所向かいの飯田わくわく広場では、温かいメギスの団子汁が人気だった他、珠洲名産の珪藻土コンロを並べた炭火焼コーナーもあって、買ったばかりの牡蠣を焼く人達で賑わいました。ほとんどの来場客がマスクを着用していましたが、コロナ感染も終息に近づいていて、みんな笑顔! 久々に楽しい春になりそうです。

珠洲の郷土料理「海藻」も好評

  1. 珠洲の人達が作った郷土料理も
  2. 海藻カジメと油揚げ、ぜんまい
  3. 能登すずなり・冷凍アカモク販売

豊かな海に囲まれた奥能登には、実に30種類もの海藻を食べる文化が根付いています。海藻に詳しい人によると、食べる種類は日本一だとか。高屋町に住む人達が作ったのが、海藻・かじめと油揚げの煮物。特に珠洲では、飲食店の定食や、宿泊施設の料理にも登場する定番メニューです。かじめの正式和名は「ツルアラメ」で、冬から春にかけて採れる海藻です。能登すずなりのブースでは冷凍アカモクも売っていました。宝立町の漁師さんに頼んで取ってもらったアカモクを、能登すずなりで袋詰めにした商品で、ふるさと納税返礼品にも使われるそうです。
能登は海藻の宝庫です。全国屈指の広さを誇る豊かな藻場が、魚貝の住み家や産卵場所を形成し、大切な海洋環境を支えています。そんな海に寄り添う暮らしが、珠洲には残っているのです。

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イベント詳細

イベント名食祭 珠洲まるかじり
参加人数約7,000人
日程2023年2月19日(日) 10:00~15:00
場所珠洲市役所前 春日通り
主催食祭珠洲実行委員会
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