2ヶ月間の休漁空けの9月1日(火)は底引き網漁解禁日。今年は休漁日と重なったので、実際は9月2日(水)が初めての底引き網漁となりました。美味しい日本海の魚介が登場する季節の到来です。タイミング悪く台風9号･10号が日本列島を襲いましたが、2日は石川県沖で底引き網漁が行われたのです。良かった～。金沢港に隣接する金沢港いきいき魚市にも秋の海グルメが並び始めました。

秋の底引き網漁を代表する魚介は、甘エビ、カレイ、ハタハタ、メギス、バイ貝などですが、特に甘エビは今年から「金沢甘えび」としてブランド化を目指すことになりました。お手頃価格のハタハタは、石川県の水揚げ量が全国トップレベル!!　調理は非常に簡単で、美味しい海の幸。
カレイは煮付けがバツグンですね。昆布を敷いて醤油･日本酒･みりんを等量、生姜を入れて煮込むだけ。ご飯もお酒も進みます!!
カレイは調理のハードルが高い魚種なので、鮮魚店やスーパーで買うなら調理済みが楽ですが、さばいてみたいという人は下記のさばける動画を参考に。

新鮮な魚介がウリの金沢港いきいき魚市は、観光客の人気も高いスポットだったのですが、新型コロナで大きなダメージを受けました。ゴールデンウイーク後に営業を再開しましたが、観光客は激減…。
石川県の飲食店も５月頃からテイクアウト弁当などで窮地を乗り越えようと努力してきましたが、金沢港いきいき魚市も７月下旬から「屋台処」という新たなサービスを開始しています。知ってました？
市場に出店する５業者が、当日の新鮮魚介を使った料理を安価で提供しています。海鮮丼、寿司、惣菜系など様々ですが、これがうまい!!　イートインスペースでも食べられますし、テイクアウトもOK!!
コロナ禍で観光客は減っていますが、逆に言えば、地元の人達がゆっくりと美味しい海の幸を堪能できるのです。石川の漁業者支援にもなりますので、ぜひ行ってみて下さいね～。

底引き網漁解禁の話題は、9/19(土)11:40から石川テレビで放送します。

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